■必要な道具
酒樽の開け方(鏡開き、鏡割りの方法)

 鏡開きに必要な道具は、以下のとおりです。

・トンカチ(金槌)
・かまぼこ板のようなもの
・大きめのハサミ


酒樽の開け方(鏡開き、鏡割りの方法)
1.酒樽を包んでいる太い縄(立縄)を、
酒樽の上の部分から、
ハサミで切ります。
酒樽の開け方(鏡開き、鏡割りの方法)
2.立縄を切った後、下にある小さな縄(くちかがり縄)もハサミで切っていきます。 

酒樽の開け方(鏡開き、鏡割りの方法)
3.酒樽を包んでいた縄を全て切った後、縄を取り除きます。
酒樽の開け方(鏡開き、鏡割りの方法)
4.包んでいる布をめくると、酒樽のふたは、二つの竹の輪によって締め付けられています。
その輪を、かまぼこ板と金槌を使って叩いて下に下げ締め付けをゆるめてゆきます。

酒樽の開け方(鏡開き、鏡割りの方法)酒樽の開け方(鏡開き、鏡割りの方法)
5.まずは下の輪を叩き下ろします。
かまぼこ板を当てて金槌で強く叩き、少しずつ下に動かしていきます。
樽の周りを一周回って、まんべんなく叩いていきます。

酒樽の開け方(鏡開き、鏡割りの方法)
6.何周か回って、下の輪が約1cm 動いた後、上の輪も同じように強く叩いていきます。

上の輪と下の輪を叩いていく部分が一番しんどいところです。
根気よく、何周も何周も叩いて回ってください。
この作業に10〜20分はかかると思っていてください。

酒樽の開け方(鏡開き、鏡割りの方法)
酒樽の開け方(鏡開き、鏡割りの方法)
7.酒樽を包んでいる布をおりたたみ、蓋がむき出しになるようにします。

酒樽の開け方(鏡開き、鏡割りの方法)
8.竹の輪をある程度動かしたところで、蓋に付いている栓を抜きます。
  酒樽の開け方(鏡開き、鏡割りの方法)
9.栓が抜けない場合は、金槌を使って、栓の周りを叩いてください。

酒樽の開け方(鏡開き、鏡割りの方法)
10.穴の部分に指をつっこみ、蓋を引っ張り上げます。
  酒樽の開け方(鏡開き、鏡割りの方法)
11.うまく開かない場合は、木槌の柄の部分を使ってテコの原理で開けてください。

ふたが、びくともしない場合、竹の輪をもっと下げてください。
締め付けがゆるんで、ふたが少しでも動くようになるまで、 竹の輪を下げないと開きません。

ただし、竹の輪を下げすぎるとお酒が漏れてしまうので注意してください。

酒樽の開け方(鏡開き、鏡割りの方法)
12.ここの最も簡単な開け方は、金槌の釘抜きの部分を使って、写真のように引っ張り上げる方法です。
ただしこの場合、釘抜きの部分がお酒に浸かりますので、きれいに洗ってからすることをオススメします。
  酒樽の開け方(鏡開き、鏡割りの方法)
13.開けた蓋を、左右から引っぱります。
すると、簡単に外れます。

(鏡開き、鏡開き(鏡割り)用に、ふたは最初から4つに割れており、それぞれ二本の小さな木のくぎでつながっています。)

酒樽の開け方(鏡開き、鏡割りの方法)
14.一度分解し、その後、再び蓋を組み立てます。

この際、後で鏡割りがキレイにできるように、少しゆるめに組み立てます。
  酒樽の開け方(鏡開き、鏡割りの方法)
15.ゆるめた蓋を樽の上に置きます。
これで鏡開き(鏡割り)の準備は完了です。

酒樽の開け方(鏡開き、鏡割りの方法)
16.木槌を使って鏡開き(鏡割り)をします。
  酒樽の開け方(鏡開き、鏡割りの方法)
17.竹勺を使って、升に日本酒を入れます。

写真の樽は、四斗樽一斗入り(上げ底)です。